サービス概要

デジタルツインを活用したコンサルティングサービス

近年、デジタルトランスフォーメーションを実現する概念としてデジタルツインが注目されています。
デジタルツインとは実世界(リアル)のデータを収集し、デジタル技術を用いてサイバー世界で2つ目のモデルを再構築する概念であり、サイバー上に構築されるデジタルモデルそのものを示すこともあります。
デジタルツインの一般概念図
サイバー世界でシミュレーションや解析・分析を行い、実世界では見えなかった可能性やリスクを発見したり、将来の変化や事故による影響を予測したりすることができるようになります。手作業をコンピュータ化する単純なデジタル化とは異なる、まったく新しい次元の解決策です。デジタルツインは製造、エネルギー、社会インフラ分野での導入や活用が始まりつつあります。
ここでは東芝デジタル&コンサルティングが世界に先駆けて開発した、デジタルツインを用いた鉄道DXコンサルティングサービスを紹介します。
一貫型サービスの説明画像です。

※現在、本サービスは英国鉄道事業向けに展開しています。他国に対しての提供は今後予定しております。

私たちの強み
  • デジタルツイン上での精緻かつ高速なシミュレーションを用いた問題解決
  • AI技術による各種運用計画の最適化提案
  • 長年の鉄道事業で培ってきた提案力
鉄道DXコンサルティングサービスの特長
独自のAIと方法論に基づくコンサルティングアプローチ
東芝独自の計算メソドロジーやAI技術を用いるデータサイエンスベースの先進的なコンサルティングアプローチが可能です。
デジタルツインによる全体最適化アプローチ
デジタルツインでは、詳細なインフラデータ、信号データ、車両パフォーマンスデータを一つのデータモデルとして統合しています。これらを業務横断的に用いることにより、列車運行と各種運用との間で矛盾のない一気通貫したシミュレーションや最適化を可能とします。
スモールスタートが可能な柔軟なサービスメニュー
「まずは特定の区間の新型車両導入シミュレーションから」といったようなスモールスタートが可能となるきめ細かいサービスメニューを提供しています。

DXの必要性

新しいアプローチでポテンシャルを最大限発揮させる

鉄道の運行計画は、様々なルール、培ったノウハウや経験に基づいて策定されています。
一方で近年、目まぐるしく環境が変わる中で、鉄道インフラ、車両、そこで働く人々が持つポテンシャルを最大限に発揮して、安心、安全で顧客満足度の高い鉄道サービスを提供する為にデジタル技術を活用した新しいアプローチを求める声が高まっています。

ユースケース

デジタルツインを徹底活用し解決策を見いだす

鉄道運行側あるいはインフラ側が抱えるさまざまな課題を私たちの先進的なコンサルティングアプローチで解決します。
デジタルツインを用いた鉄道DXコンサルティングサービスは現場の持つデータ、例えば線路、カーブ、勾配、信号、車両性能、現行時刻表、各種計画ルールや実績などを吸い上げ、デジタルツインを構築します。デジタルツイン上でシミュレーションや分析を行い、正確な運転時間、精緻な列車間隔、最適化された運行計画などを作成し、実世界にフィードバックします。
様々な疑問や課題に対応する多種多様な解決策をご用意
デジタルツインを用いた鉄道DXコンサルティングサービスは幅広い場面で活用が可能となっています。ルールを満たしながら、インフラが持っている性能を最大限に引き出すことができます。お客様ならではの独自のインフラやリソース活用のありかたを導き、収益の最大化に貢献します。
  • 列車運行ルールと列車ダイヤ

    運転時間の表定

    交差時隔の評価

    続行時隔の評価

    番線最適化

  • コンティンジェンシープラン

    臨時速度制限に伴う影響のシミュレーション

    天候変化による影響のシミュレーション

  • 遅延リスク管理

    列車遅延のボトルネックの特定

    運転余裕時間の最適配置提案

    DAS(Driver Advisory Systems)と連携した運転時間検証

  • 新型車両シミュレーション

    新型車両と既存車両のパフォーマンス比較

    消費電力シミュレーション

    各種条件下の運転曲線シミュレーション

  • インフラストラクチャモデリング

    ボトルネック信号の把握と最適化

    線路インフラの改修影響評価

    延伸など将来計画の事前シミュレーション


私たちならではの解決へのアプローチ
ここでは、私たちのコンサルティングアプローチを具体的にイメージいただくために、2つのケースを例として紹介します。
  • CASE 1 列車ダイヤに係る課題解決

    魅力ある列車ダイヤをつくりたい

    鉄道運行事業者が抱えている大きな課題の1つに列車ダイヤがあります。乗客にとってより魅力的な運行計画を策定したい。具体的には、「遅延を少なくしたい」「遅延の波及を防ぎ極力定刻通りに列車を走らせたい」「乗客が喜ぶ速達性や接続性を追求したい」そして、「これらを属人的ではなく合理的に、かつ限られた時間の中で比較検討したい」等々。
    私たちは次のアプローチで解決します。

    解決へのアプローチ

    • STEP1

      デジタルツイン構築 現場の詳細なデータを吸い上げてデジタルツインを構築します。
    • STEP2

      計算&シミュレーション デジタルツイン上に再現した各種データを元に精緻な運転時間/時隔値などを計算します。
    • STEP3

      現行運行計画の評価 デジタルツイン上で運行計画に潜む問題点や遅延リスクを評価します。
    • STEP4

      最適なオプションの提案 東芝独自のAIを活用し、遅延リスク評価、利用番線の最適化提案などを実施します。
      速達性向上、増発、遅延削減などお客様の目的に応じた運行計画のオプションを提案します。

    CASE 1 ご提供メニュー

    • 運転時間計算評価サービス

    • 時隔計算評価サービス

    • 運行計画分析、評価サービス

    • 遅延リスク評価サービス

    • 番線最適化支援サービス

    • 運行計画作成支援サービス

  • CASE 2 鉄道インフラに係る課題解決

    投資効率を高めたい

    線路、信号など鉄道インフラは、様々な改修、改良工事が行われています。
    「ボトルネックを把握したうえで、効率的に投資を行いたい」「改修工事が運行にもたらす効果や影響を事前に把握したい」 など、予算・工期の制約がある中で、最適な意思決定を行うことは大きな課題の1つです。私たちはデジタルツインを用いたアプローチでこの課題の解決のお手伝いをします。

    解決へのアプローチ

    • STEP1

      デジタルツイン構築 現場の詳細なデータを吸い上げて、現行の線路インフラをサイバー世界に忠実に再現します。
    • STEP2

      現状の把握 デジタルツイン上で運転時間、時隔値等を計算し、時隔分布など運行上の特性やボトルネックを把握します。
    • STEP3

      影響度評価 線路改良工事、信号設備改修、新規延伸など今後予定されてインフラ改修計画をデジタルツイン上に先行的に再現し、運行特性への影響を定量的に把握します。
    • STEP4

      計画の最適化提案 評価結果を踏まえ、各種条件下でシミュレーションを行い、予算や運行への影響を抑えられる、より投資効率の高い計画の策定をサポートします。

    CASE 2 ご提供メニュー

    • 運転時間計算評価サービス

    • 時隔計算評価サービス

    • ボトルネック信号評価サービス

    • インフラ工事影響評価サービス

    • 改修計画立案支援サービス

東芝デジタル&コンサルティングならではの鉄道DXサービスです。
本サービスに関して、お気軽にご相談、お問合せください。

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